6人のがん患者
映画に登場する6人のがん患者は、治療生活の途中でいくつもの問題に直面します。
- 栄養療法に反対する主治医
- 心配する家族
- 経済的な問題
- 続けるのが大変な食事
それでも患者たちは《これが最後のチャンス》と考え、自ら選んだ道を突き進みます。
ジェレマイア、5ヶ月
アメリカ、ロサンゼルス/生後5ヶ月で診断されたのは【皮下脂肪織炎様T細胞リンパ腫】。血液、骨髄、皮膚の3カ所にがんが発見される。主治医から2年間の化学療法を処方されるが、副作用として排尿障害、腎臓や脳の障害を知らされる。
フレッド、67歳
カナダ、トロント/職歴30年のトラック運転手。前立腺がんの手術後に【前立腺がん再発、精嚢と骨に転移、ステージⅣ】。主治医から放射線療法・ホルモン療法を処方される。
マリー、44歳
カナダ、モントリオール/整骨医で夫とともに4人の子どもを育てる母親。診断は【2種類の乳がん(トリプルネガティブ乳がん、浸潤性小葉がん)、リンパ節転移、ステージⅢ】。腫瘍摘出は終わり、主治医から化学療法と放射線療法を処方される。
クリスティーン、50歳
フランス、ピレネー地方/レストランのオーナー。診断は【非ホジキンリンパ腫、ステージⅣ。化学療法で寛解して4ヶ月後、腎臓に再発、骨転移】。主治医から化学療法と骨髄移植を処方される。
ミシェル、41歳
アメリカ、ミシシッピー州ヤズーシティー/マッサージ療法士、ヨガ教師、健康食品店オーナー。離婚後、二人の子どもを育てるシングルマザー。【小さな腫瘍が乳房に3つあり、診断は上皮内乳管がん、ステージⅠ〜Ⅱ】。主治医から全乳腺切除術・化学療法・放射線療法を処方される。
ヴェレナ、49歳
スイス、ウィリザウ/花栽培業。診断は【浸潤性乳管がん、ステージⅢ】。腫瘍摘出後、主治医から化学療法、放射線療法、5年間のホルモン療法を処方される。